タイトル
ろりとぼくらの。
作者
クジラックス
収録作品
『がんばれ便所飯くん』
『らぶいずぶらいんど』
『さよなら姦田先生』
『●●えっち講座 ●●ルーム編』
『ろりともだち』
『学祭ぬけて』
『学祭ぬけて番外編 ニコニコ♪ゆなちゃん』
『ロリ裁判と賢者の石』
『まなでし!』
『ろりともだち番外編 夏休みの少女達』
属性

あらすじ
同じ大学に通う赤井と山崎はごく普通の、どこにでもいるような「ロリコン」として怠惰な生活を送っていた。
しかしふとしたきっかけでロ●ータへの妄想がイタズラの行動へとエスカレートし、いつしか後戻りのできない「ロリレ●プ行脚二人旅」へと突き進んでいくのであった…。(「ろりともだち」より)
レビュー
★★★★★ 星5
星5:何度も抜ける癖にあう殿堂入り
星4:最低でも2回は抜いた名作
星3:1回抜いて読み返してない、普通に抜ける
星2:抜けるけど自分の癖に合わない
星1:かわいそうなのは抜けない
エロ漫画は単行本に1話でも自分の癖に刺されば★3との基準です
クジラックス先生の初単行本にして商業誌としては唯一のコミック化である。
いまさら紹介するような必要の無い有名作であるが、なんやかんやで発売して10年経っており、若いオナニストは知らないんじゃないと思い、紹介をしようと思う。
クジラックス先生はロリエロ漫画家として実力と知名度を兼ねており、ぱっとロリ漫画家を思い浮かべると多くの人に筆頭に挙げられると思う。
なにがそんなに良いのかであるが、絵は当然上手いのだが飛びぬけているかと言うとそうでもない。
この単行本の初期絵はけっこう粗い感じがしている。
やはりストーリーにリアリティという生々しさという、本当にありえそうな感が引き込まれるのではないだろうか。
純愛系はそうでも無いのだが、鬼畜系の犯罪描写が妙にリアルである種の気持ち悪さがある。
ロリをレイプにしていくための拉致の手順や、レイプシーンが生々しく可哀そうであり興奮をさせてくれるのである。
この現実感は個人的な感想では無いと思っている。
なぜなら当時は性犯罪が起きると、5ちゃんねる等ではクジラックスに影響されたかと冗談半分で語られるぐらいに影響があり、エロ漫画界隈ではこの現実感は犯罪を誘発するのではと心配されていたぐらいである。
後の同人作品『がいがーかうんたー』もリアリティに物議をかもしたが、これは別作品なので置いておく。
収録作品のなかでピックアップするなら間違いなく『ろりともだち』だろう。
オタクでクズでロリコンの大学生二人組が自暴自棄になり、全国のロリをレイプするため車でレイプ旅をするというクズエピソードである。
この作品の売りはレイプ作品と違い、レイプする男性が主人公になってストーリー展開していくところだろう。
他のレイプ作品はレイプされる女性が嫌がる描写や心理状況を細かく描く事が多いが、男性側は大抵イカレタ犯罪者であり、モブっぽい顔で内面が描写されることがほぼない。
精々社会に不満があるとか、女性に個人的な恨みがあるとかで細かく描くことは無いでしょう。
しかしこの作品は普通の男性がレイプに至るまでの心の変化とレイプをしつつ心を痛めながら、徐々に慣れておかしくなり、そして最後には相方の男性との友情を描き、少し、本当に少しだけ悲しくさせてくれる鬼畜ロリエロレイプ漫画なのである。
男性キャラばかり評価しているが、当然犯されるロリも非常にリアリティがあり、細かい設定があることが巻末の描きおろし『ろりともだち番外編 夏休みの少女達』で少女たちの背景が描かれて、レイプをされてこれから不幸になっていくのが非常に悲しくもあり、この細かな設定が更なる興奮を与えてくれる名作である。
他の収録作品は純愛系と鬼畜系が各々あるが、やはり鬼畜系はクジラックス先生の本領発揮と言った感じで安定してエロい。
『ロリ裁判と賢者の石』のパラレル裁判制度を上手く設定しており、レイプされた少女が裁判中にセカンドレイプされるのを無理やりながら納得感のあるストーリーで鬼畜レイプしていく様は本当にエロい。
少女が裁判中に検証のためレイプされ絶望の顔を見せるのは、本当に可哀そうな気がするしエロいという素晴らしいエロ漫画である。
ちょっとギャッグっぽい所があるが、まあ設定がムリヤリすぎるんでこれぐらいギャグがあってもおかしくはないかな。
純愛系だと『らぶいずぶらいんど』が名作である。
「20歳なんですけど」の一コマが有名であるが、ストーリーは目に障害のある男性と少女の純愛を描いた作品で、最後のオチなんかはウルっとくるだけど、エロ漫画として抜いたことは無いです。
まあ、他の収録作品がエロすぎるんで、エロ漫画としては弱いんだよね。
良い作品ですが、抜けるかというと微妙であった。
以上、いまさら『ろりのぼくらと』をレビューしましたが、発売から10年経ってるし、まだ読んだことが無い人はロリエロ漫画の金字塔なので、ぜひご購入して一読してみてください。